外為どっとコムは、一般投資家を対象にインターネットを通じた店頭FXサービスを展開しています。投資家の多様なニーズや年々加速する店頭FXの処理スピードに対応し続けることはもとより、金融機関を標的とする多数のサイバー攻撃を確実に防御して顧客に高速で安定したサービスを提供するためには、システムの処理性能と耐障害性の強化に加え、非常に高いセキュリティレベルを保った運用が必要でした。
フューチャーアーキテクトは、2013年1月に外為どっとコムと共同で「外貨ネクストネオ」システムを構築して以来、本システムを対象にセキュリティコンサルティングサービスを提供しています。今回、当社が独自に開発した「FutureVuls」を導入し、管理対象サーバ群のセキュリティを強化しました。これにより、脆弱性のチェックと影響するサーバの特定が自動化され、低負荷の運用で高いセキュリティレベルを保持します。
多様な顧客案件の脆弱性管理成功事例:電通総研がSSVCで実現した自動リスク判断の秘訣
FutureVulsのおかげで、脆弱性管理チームが脆弱性の対応状況をタイムリーに把握できるようになりました。また、顧客が脆弱性管理状況を尋ねてきた場合も、明示的なパッチ適用基準の元で実施していると説明できるようになりました。
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